皆さん、こんにちは。メルボルンは秋になり日も短くなり、寒くなってきました。今日は、今年初めてマフラーをして外出しました。
ところで先日、スーパーに買い物に行った時に不思議なものを見つけました。見ただけでは野菜か果物か分かりません。
先端が人間の指のように分かれています。ちょっとグロいけど可愛い形をしてると思いました。
商品名を見ると「Buddha's Hand」 と書いてあります。「仏陀の手」という意味です。しかし、なぜ ''仏陀の手'' なんでしょう?「Human's Hand 人間の手」でもいいのでは?と一瞬思いましたが、それではあまりインパクトがないんでしょうね。人目をつく形と商品名に、多くのお客さんが立ち止まって見ていました。
値段表を見ると、「Australian Grown」 と書いてあります。ということはオーストラリア産の野菜または果物なんですね。ちなみに値段は、1kg = $9 (約743円) です。
先端が指のように分かれていています。暗闇でこの果物を見ると、ちょっと、いや随分怖いかもしれません。
家に帰ってネットで調べると、「仏陀の手」は柑橘系の果物で食べられることが分かりました。原産地はインド北東部と中国の一部の地方とのこと。
あまり果汁がないので、砂糖漬けなどのお菓子にしたり、乾燥して漢方薬に使用したりされているそう。
もちろん、そのまま食べても良し、焼き菓子としてケーキやマフィンに加えても良しとのことでした。
食べるだけでなく、テーブルの上にオーナメントとして置いたりするのも適しているとのこと。とてもいい香りがします。
古代中国では、仏陀の手を搾った果汁を洗濯物と一緒に洗濯していたようです。(消臭目的のため)
「仏陀の手」という名前の由来は、仏教の寺院で、お供えものとして使っていたことから、この名前がついたという諸説があります。
日本ではこの仏陀の手は高知県四万十川流域で栽培されていて、「ブッシュカン」と呼ばれているそうです。オーストラリア産の仏陀の手とはちょっと形が違うようです。
今回は買いませんでしたが、次回またスーパーで見つけたら買ってみようと思っています。
Hi, Steemians! I spotted a unique and bizzar looking stuff in a vegetable and fruits aisle at a local supermarket. It is called " Buddha's hand'', finger-like sections exactly looks like hands!
It's a member of citron family which is native to North East India and China.
Buddha's hand is suitable for making candied citrus peel and using in baked goods due to the lack of pulp and juce. Of course, we can eat it by itself !!
It's also good for placing on tables for strong, delicious odor. It smells nice. It is said that people washed their clothes with a juice of Buddha's hand in ancient China.
The name of ''Buddha's Hand'' was drived from the fact that it was given as a religious offering in Buddhist temples.
読んでいただきありがとうございました。
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